カナダ・アルバータ大学留学記

カナダ🇨🇦のアルバータ大学で社会学と国際学を学んでいます。大学のことから日々のことまで書いているので、是非読んでいってください🌼

1月の読書

ここ最近はアメリカの大学やトロント大学では、豪雪で大学がお休みみたいです。

 

みんな気をつけてね〜!

 

エドモントンに本格的な寒波が来るのは今週末辺りなので、まだ私たちは普通に授業に行ってます。

 

さてさて、早いもので1月も終わりということで、今月読んだ本の話をちょぴっと紹介したいなと思います。

 

コンテンツ

まずは

「暗幕のゲルニカ原田マハ

あらすじ

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ ー八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス。

 

楽園のカンヴァスを読んでからというもの、すっかり原田マハさんの小説の虜となってしまったわけですが、この作品は個人的にはあまり、、という感じでした。

 

原田マハさんが出されている小説本には、「アート小説」+「サスペンス」というようなカテゴリーがあって、暗幕のゲルニカも、楽園のカンヴァスもこのカテゴリーです。

ただ、暗幕のゲルニカには、楽園のカンヴァスにあったような、サスペンス独特のクライマックスの疾走感が少なかった気がしました。(めちゃめちゃ主観です。素晴らしい評価をしてる方も沢山います。)

 

「楽園のカンヴァス」原田マハ

あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

 

ほとんどアートや美術館に興味が無かった私が、それらに目を向け始めたきっかけになった本です。

寝る間も惜しんで読んでしまうほど面白いので是非!

 

コンビニ人間村田沙耶香

あらすじ

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

 

薄くて読みやすいお話ですが、「普通」とは何かを考えさせられる内容です。私たちが「普通」であるためにどれだけ無意識に努力しているのかを"普通でない"主人公に分析される時は、なんだか惨めな気分になります。

読みやすいです。面白いです。おすすめです。

 

以上、1月のわたしの読書記録でした!

 

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