カナダ・アルバータ大学留学記

カナダ🇨🇦のアルバータ大学で社会学と国際学を学んでいます。大学のことから日々のことまで書いているので、是非読んでいってください🌼

【クラス紹介】今学期の授業

3月に突入しました!

カナダの大学は4月に期末試験があり、5月から夏休みなので、もう今学年は2ヶ月もありません。

大学2年生をあと1ヶ月ちょっとで終えるなんて、正直全然信じられないです。早すぎる!

今日は、そんなあっという間に過ぎて行きそうな2年目を終えてしまう前に、今学期私が取っているクラスを紹介したいと思います。

 

今学期も前学期同様、5つの授業を取っています。

前学期のクラスについても書いているので是非😊

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授業スケジュールはこんな感じです。

朝はいつも、早すぎない時間に設定してます笑

 

Sociology 343

このクラスは、社会運動に関するクラスです。

授業では、フェミニズム、Black Lives Matter(黒人の人種差別問題)、Residential School(カナダの原住民に関する問題)など、色々な種類の社会運動について話しました。

このクラスの教授は、すごく生徒の関心があることに柔軟に対応してくれます。

例えばクラスのディスカッションで生徒が何か言うと「今日はあるDVDを見ようと思って、わざわざ地域の図書館まで借りに言ったんだけど、今彼が言っていたことを知るのも大事だから、やっぱりこの前Netflixで見たドキュメンタリーを見せるよ」と言って、すぐに路線を変更したりします。

また、社会運動は実際に「している人」のほうが、よりリアルな経験を話せるから、と言って、これまでのクラスで、社会活動に参加しているゲストスピーカーを4〜5人呼んでいます。

Faculty of Arts(教養学科)の科目ということもあり、教授が授業内容を自分で決めやすいということも理由の1つかもしれないんですが、他のクラスの教授は全員、ディスカッションはあっても、元のシラバスに沿って授業を進めるので、ここまで柔軟に対応する教授はなかなかいないと思います。

他にも色々とユニークなことをするので、いくつか紹介します笑

  • 授業の始まりと終わり(生徒が出入りする時間)は、スピーカーで教授が好きな音楽を流している。
  • 教授が、よりディスカッションをしやすい教室の椅子の配置を求めていたので、最初の2週間は教室が決まっていなかった。椅子の配置、教授の立ち位置、教室の広さで、ディスカッションのし易さに違いが出るので、一番生徒がやり易い方法を模索していた。
  • ゲストスピーカーが予告なく現れることがある。大体は事前に知らせてくれるが、たまに「We have a guest speaker today!」と突然始まりことも。生徒はもう慣れっこなので、誰も驚きません笑

毎回本当に自由だな〜って思うんですけど、ここまで自由にやっていて授業がグダグダにならないんだから凄い。本当に知識が豊富で、尊敬する教授です。

アルバータ大学で社会学を取っている人には是非、彼の授業を取ってほしい!

聞いてもらえたら、どの教授か教えるので是非笑

 

Economics 102

去年取ったEconomics 101はマイクロだったのに対して、102はマクロです。マイクロは個人の経済に注目するのに対して、マクロは社会とか国全体の経済についでです。私は国際学の必修として取っているんですけど、GDPとかGDP per Capitaとか、聞いたことあるけど知らなかった経済学の基礎の基礎が学べるので、「なるほど〜」って感じです笑

 

Political Science 101

これは政治学の1番初歩のクラスです。Economics 102と同じく、国際学の必修として取っているのですが、正直まだ面白いとは思えていません笑

やっぱり100レベルは沢山のセオリーを広く浅くカバーするので退屈になりがちです。。次に取る200レベルに期待します!

 

Women's and Gender Studies 102

 これはGender and Social Justiceというクラスで、様々な人のアイデンティティーとフェミニズムの関係性について勉強します。

「性」という繊細な問題を扱っているということもあって、教授と生徒全員が"inclusive discussion"を意識しているので、発言し易い雰囲気があります。フェミニズムはまだまだ日本では議論されていませんが、カナダではとても大切な問題として、色々なArtsのクラスで議論されているので、その基礎が学べます。

 

Psychology 105

このクラスはIndividual and Social Behaviourといって、赤ちゃんから大人になるまでの発達、言語の習得、発達障害、精神的な病気など、人間の内面について学ぶクラスです。私たちが普段当たり前にしている言葉を使った会話や、成長するにつれて出来るようになっていくことは、「なぜ・どのように出来るのか」という部分についてフォーカスしています。

 

今学期300レベルと100レベルのクラス(100、200、300、400の順でクラスの難易度が上がります)を取って、やっぱり上のレベルのクラスになるほど、より少人数のクラスで、狭く深い範囲を勉強できるので、教授も色々と話してくれて、授業も楽しいな〜という印象を受けました。

 

以上、私が今学期取っているクラスの紹介でした!

 

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